富士250km(別名がまん大会) 年代別1位 だけど・・・


結果だけ見れば初優勝ではあるのだけれど、これほどまでに惨めさを感じたのは始めてかも。
実業団クラスとの力の差、遠慮することの愚かさをマジマジと痛感。
勝ったのは、強いからではなくて、単に諦めなかったからだけ・・・。

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0340目覚まし前に起床して0400前に出発、0550到着。
レース自体のスタートは0910なのでこんなに早く来る必要は無かったのだけれど、何となく実業団レースを見ようかと。
時間があったので1周だけ試走をして後はまったりと。
0900に並ぶ前に最後にトイレに行ったのが間違いで、スタートは結構後ろのほう。
スタートして前に詰めるように心がけて、登りきった辺りでようやく集団のケツにつくことが出来た。
が、ここで油断してつめるのをやめてしまい、集団前方はぐんぐん前へ。
招待選手の異様に引き、100kmに参加している実業団クラスな方々がそれに平気で付いていくので、ストレートで集団後ろはいきなり切れる始末。
下りに入る時点では結構前に行ってしまって。
必死に追いつこうと1周半単独で頑張るも、当然追いつけずにいきなり終了。
足を緩めて第2集団へ合流して、以降はかなりまったりと20周回までを過ごす。
登りでも心拍は170拍届いてない。前を引いてもきつすぎない。
250kmもあるからここの方がいいかな〜なんて思っていると、先頭集団にラップされる。
この時に第2集団が自然と先頭集団に吸収合併。
自分も当然ここに乗るが、あと2周で100kmが終わるから邪魔しちゃ悪いと思い後ろの方で待機。
が、100km最終周回でペースが上がるとここでも後ろが切れてしまう。
登りで追いつきそうになるが、ストレートで引き離されて本日2度目の取り残され。


前回と違うのは今回は第2集団を形成していた選手が前に行ってしまっているということ。
つまりは一人・・・。
ここから7周回は一人TT状態。正直やめたくなった・・・。


30周目の登り手前で先頭集団が後ろからやってきたので、ようやくここに乗車。
15人位いた集団も、周を重ねるごとに一人、また一人と消えていく(ホラー映画??)
自分も例外ではなく、7周分の一人TTでかなり足を削ってしまっていたのが響いていたのか、乗車から8周目の下りで集団を見送る。
登りは何とか付いていけるのだが、やっぱり平坦と下りで全然前に出れない時点で今の自分の限界が見える。


千切れてからの数周回はホントに酷い内容。とてもじゃないけど書きたくないし、思い出したくない(涙)
ハンガーノック気味だけれども胃が異様な感じだったので固形物を取りたくなく、パワージェルをちょこちょこ摂取。
飲み物も底を付いていたし、こんな走りだったらどうしようもないと、まさかのピットインで飲み物補給。


これでちょっと元気になった。
ラスト7周回くらいで足の会う人達4人が自然とくっついてようやくペースが上がっていく。
4人中3人が同じ周回数だったが、カテゴリが違うので終始協調(チーム4位、40代優勝者、そして自分)。
ただ、ラスト2周で気がつけば二人になってしまい、二人で兎に角ローテ。
最後の登りは自分が引き、ストレートは引いてもらい、ラスト200mで一応スプリントして終了。
ゴール直後でなんか自分の名前が呼ばれたような気がしたけどどうだったろ。


1周流して、ピットに戻ってそそくさと撤収。
カルピスソーダをがぶつきながら、順位を確認しようと思うも、まだゴールできていないカテゴリがあるようで張り出されていなかった。
そのまま大会関係者と10分ほどおしゃべり。
そういえば隣のピットにまこっちさんがいたな〜、と思い出して挨拶に向かうも、戻ってピットをみるといない。
が後ろから不意にあちらか声をかけていただいた。正直焦った・・・。


優勝されたようで。おめでとうございますです。
ただ、まこっちさんもエキスパート2位の人も終盤に一人TTを余儀なくされていたようで。
250km、過酷過ぎ・・・。


車に戻って片づけしていると、放送で自分が年代別1位だと知る。
!?入賞はしているだろうけど優勝は意外。諦めなかった結果かな。
初めての表彰台真ん中は、課題が非常に残るレースとなりました。



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帰りはいつものように山中湖の温泉に立ち寄り。
軽く汗を流して、食事。食べるラー油のあまりの辛さに悶絶!!
仮眠して、再度風呂でマッタリしてから中央道で帰宅。
渋滞11kmと出ていたけど、比較的スムーズにいけたので22時前に到着。
階段の上り下りで足が痛い・・・。


明日は午前休。
目覚ましかけずに寝て、気が向けば片付けやろうっと。